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  1. 子育てコラム
 

子育てコラム

ちょっと気になることをお話ししていきます。

2024/05/20

あなたは、お子さんの話をちゃんと聞いてますか?


はい、聞いています。


ほとんどの親がそう答えるでしょう。



でも



親はあなたの話を聞いてくれる?


子どもの半分以下しか「はい」と答えないんですって。


 

あなたは一生懸命に子どもの話を聞いているのに、子どは聞いてもらったという実感が無いって、とても悲しくなっちゃいませんか?


 


そういえば…。


私の子育て中は、一生懸命に子どもの話を聞いているつもりでした。


つもり…というのはね


子どものことが知りたくて、あれこれ根掘り葉掘り質問したりしてたっけ。


子どものことが心配で、不安で、私の意見を頭ごなしに押しつけてたっけ。


子どもたちが無口になっていくのは、お年頃だから仕方ないって思っていたけれど、親業を学んで分かったことがあったんです。


 

それはね


 

話の聞き方には二種類あって


*親が聞きたいことを聞く話の聞き方

↑これ、わたし。


*子どもが話したいことを、安心して最後まで話せる聞き方

↑子どもが、話を聞いてもらったと実感できる聞き方です。


 


毎日の子育ての中では、「イヤだ!じゃないでしょ!!」なんて、子どもにイライラすることってたくさんありますよね。


そんなときには、親のコトバかけを変えてみませんか?


子どもは『イヤだ!』と思っていることの中身を、安心して最後まで話せると、態度が変わっちゃうんです。


次回は、受講生さんが実際に体験したじれいをご紹介しますね。

 



2024/05/20

子どもは『イヤだ!』と思っていることの中身を、安心して最後まで話せると、態度が変わっちゃうんです。


とお話しした記事の続きです。


子どもの態度が変わったのは、コトバかけを変えることでした。


私はあなたを受け入れていますよ、ということが子どもに伝わる聞き方で接すると、子どもは心を開きます。


大切なことは、親は何も言わないこと、自分が話すことで子どもの話の邪魔をしないことです。

そしてできるのであれば、そばに行き、子どもの顔をしっかり見ることで、子どもは、自分は親に受け入れてもらっていると、実感できます。


私の講演を聞いた方から、嬉しいご報告をいただいてますのでご紹介します。


A子さんは共働きなので、お風呂掃除は小学生のBちゃんの仕事です。

いつも通り、お風呂を洗ってね、と声を掛けたら、不機嫌そうに「イヤダ!洗わない」という返事が返ってきました。

あれ?いつもと違うなぁ……不機嫌だ…サインかな?…そうだ、こういう時は黙って聞くって言ってた、と思い出して


「イライラしてる?」と、心の扉を開く言葉をかけたら…。


「今日学校で男子がね!!!」

と、せきを切ったようにイライラしたこと、悔しかったことなどを話し始めたそうです。


いつもだったら、そんなこと言ったってしょうがないじゃない…もぅお母さん忙しいだから、早くお風呂を洗ってきてよ!って口を挟んでしまうところに待ったをかけて、言いたいことをごっくん飲み込みながら、うなずきながら、あいづちの言葉をかけながら、頑張ってBちゃんの話を最後まで聞きました。


するとBちゃんの態度が変わり


「あぁースッキリした、お風呂洗ってくるね」って笑顔で、言ってくれたんだそうです。



このように、あいづちの動作やコトバは、私はあなたの話をちゃんと話を聞いてますよ、という親の姿勢が伝わり、子どもは、自分は親に受け入れてもらっていると、実感することができるのです。

親からあれこれ意見を言われないことで、子どもは自分の話を、さえぎられずに済み、自分の考え、気持ちが親から否定されないので、話したいことを話せます。


子どもは話を聞いてもらえる安心感を持ちながら、親に黙って聞いてもらううちに、胸の内を吐き出しながら、いいことも悪いことも、ありのままの自分を見つめながら、自分自身と向き合うことができるようになります。

ゆきまるる

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東武スカイツリーライン新田駅下車