「うちの子は反抗期が無いんです。大丈夫でしょうか」
親に反抗しない?
いえいえ、もしかしたら、心のなかで反抗して、態度に示さないだけなのかもしれませんよ…。
NHKプラス
わたしたちの反抗期
~思春期の声に耳を澄ませてみると~
あさイチ5/9放送
番組の中で、「反抗期がない」と自己申告した思春期の方は、
心の中にモヤモヤしたものを抱えた時には、親にぶつけるのではなく、自分宛てに自分を責めるメッセージをスマホに送っている。
と告白していて、自分を責めるメッセージの内容は、自分を追い込む言葉が続き、なかなかな衝撃的なものでした…。
親に対してモヤモヤを抱えていても、すみません、と謝ることでその場を収め、やるせない思いを消化させるために、鬼の形相で自分を責めるメッセージを打ち込む。
そんな姿を観ていて、いつかこの子は壊れてしまうのではないかと、私はとても切なくなりました…。
自分の中のモヤモヤとしっかり向き合い、今後のことを自分で考えて決意し、自分を律するような心に変化し、ポジティブな気持ちのメッセージを打ち込んみました。
決意表明ともいえる内容と、打ち込むときの穏やかな表情
この劇的な変化に、ホッとして、私は涙ぐんでしまいました…。
我が子のためを思って親の意見を言う対応から、子どもの心、気持ちに寄り添う対応へ親の考え方を変えることが出来ると、
子どもは、親に自分の気持ちをわかってもらえた、と実感でき
子どもは、親に言ったらわかってもらえるんだ、と実感でき
モヤモヤを抱えた子どもの気持ちは前向きに消化されて、バトルの無い温かな親子関係へと劇的に変化します。
ゴードン博士は
「子供は青年期に親に反逆しない」
ただ、彼らが反逆するのは、親がいたるところで使っている破壊的なしつけのやり方に対してである。
親子の対立を解決するのに、これまでとは違う方法を親が学べば、家族間の不和やけんかは不可避のものではなく、例外的な出来事となる。
『親業』(大和書房)P4から抜粋
これまでと違う方法を理論と体験学習で学べるのが親業訓練一般講座です。
自分の気持ちをわかってもらえた、と実感できる
言ったらわかってもらえるんだ、と実感できる
これが、親子関係のみならず、人間関係全般で、心が通い合う温かい関係を築くための土台、情緒の共有ともいわれます。
講座では、人間関係を温かくするためにとても効果的な聞き方を、最初に徹底的にトレーニングしていきます。
親業訓練一般講座はこのような方にお勧めです。