あのね…お母さん。
夕飯の支度で忙しい時に、娘から声を掛けられたとき、私は娘の方を見ずに話を聞いていたものでした。
毎晩集合時間になると集うパソコンゲーム仲間たちと盛り上がっていた時には、パソコンから目を離さずに、うわの空で娘の話を聞いたこともありました。
子どもにとっては
今だからこそ話したい、聞いてもらいたい
そのタイミングで真剣に自分と向き合ってもらえないさみしさ。
自分のことなんかどうでもいいんだ…と思わせてしまうような対応は、親子の間の心のかけ橋をボロボロに崩してしまうリスクが大きいのです。
思春期になると、親に自分の悩みを口にすることは、とても勇気のいることかもしれません。
ねぇ…。
子どもから声を掛けられた時には、親の意見の口を閉じ、子どもの気持ちに寄り添って、最後まで話を聞くことが
子どもにとって親が安心安全な居場所となれるコツなのです。