こんな聞き方があったなんて知らなかった!
親がコトバのかけ方、子どもの話の聞き方を意識することで、親が根ほり葉ほり聞きださなくても、悩みや自分が考えていることを、子どもが話してくれるようになるなんて!!
さらにホンネを話してくるようになるので、「うちの子は何を考えてるのかわかんない…」という親の不安や悩みからも開放される、ほんとに目からウロコの連続(←おおげさ(笑)です。
子どもは、話すことで、心の中がスッキリして、軽くなって
親に話してよかったぁ~♪
って、思えるようになってくれたら、親として、こんなに嬉しいことはないですよね。
こんな風に嬉しいことが起こるのは
話してもいいんだ、聞いてくれるんだと、子どもが実感出来る聞き方を、親がしているからなんです。
子どもの気持ちに寄りそう聞き方を体験された方の感想です。
子どもの気持ちに寄り添う聞き方があることで、これからの親子関係に今までとは違う良い兆しを感じました。
実際に私の話を聞いてもらって、『聞いてもらえた』と、満足感を体感することができました。
人間関係をスムーズにしてくれそうで、気持ちが明るくなり、心が軽くなりました。
親子の信頼関係のことを、親業では『心のかけ橋』と言っています。
*思春期になって急に親に反抗するようになった
*なんとなく親子関係がギクシャクしはじめた
そんな時には、『心のかけ橋』を子どもが壊したくなってきている時なのかもしれません。
親は子どもを何とかしてあげたくなって、あれやこれや言いたくなるものです。
「うちの子は反抗期が無いんです。大丈夫でしょうか」
親に反抗しない?
いえいえ、もしかしたら、心のなかで反抗して、態度に示さないだけなのかもしれませんよ…。
NHKプラス
わたしたちの反抗期
~思春期の声に耳を澄ませてみると~
あさイチ5/9放送
番組の中で、「反抗期がない」と自己申告した思春期の方は、
心の中にモヤモヤしたものを抱えた時には、親にぶつけるのではなく、自分宛てに自分を責めるメッセージをスマホに送っている。
と告白していて、自分を責めるメッセージの内容は、自分を追い込む言葉が続き、なかなかな衝撃的なものでした…。
親に対してモヤモヤを抱えていても、すみません、と謝ることでその場を収め、やるせない思いを消化させるために、鬼の形相で自分を責めるメッセージを打ち込む。
そんな姿を観ていて、いつかこの子は壊れてしまうのではないかと、私はとても切なくなりました…。
自分の中のモヤモヤとしっかり向き合い、今後のことを自分で考えて決意し、自分を律するような心に変化し、ポジティブな気持ちのメッセージを打ち込んみました。
決意表明ともいえる内容と、打ち込むときの穏やかな表情
この劇的な変化に、ホッとして、私は涙ぐんでしまいました…。
我が子のためを思って親の意見を言う対応から、子どもの心、気持ちに寄り添う対応へ親の考え方を変えることが出来ると、
子どもは、親に自分の気持ちをわかってもらえた、と実感でき
子どもは、親に言ったらわかってもらえるんだ、と実感でき
モヤモヤを抱えた子どもの気持ちは前向きに消化されて、バトルの無い温かな親子関係へと劇的に変化します。
ゴードン博士は
「子供は青年期に親に反逆しない」
ただ、彼らが反逆するのは、親がいたるところで使っている破壊的なしつけのやり方に対してである。
親子の対立を解決するのに、これまでとは違う方法を親が学べば、家族間の不和やけんかは不可避のものではなく、例外的な出来事となる。
『親業』(大和書房)P4から抜粋
これまでと違う方法を理論と体験学習で学べるのが親業訓練一般講座です。
自分の気持ちをわかってもらえた、と実感できる
言ったらわかってもらえるんだ、と実感できる
これが、親子関係のみならず、人間関係全般で、心が通い合う温かい関係を築くための土台、情緒の共有ともいわれます。
講座では、人間関係を温かくするためにとても効果的な聞き方を、最初に徹底的にトレーニングしていきます。
親業訓練一般講座はこのような方にお勧めです。
かえったら
なにからはなそう
きょうのこと
文部科学省で長年行われている楽しい子育て全国キャンペーン
「家庭で話そう!我が家のルール・家族のきずな・命の大切さ」三行詩
小学生の部で文部科学大臣賞を受賞された過去の作品を目にする機会がありました。
子どもの中には、お話ししたいこと、聞いて欲しいことが、いっぱいいっぱいある様子が伝わってきますね。
悲しい事があった時、
お母さんに話したい、
嬉しい事があった時、
家族みんなに話したい。
つらい時
かぞくにはなして
なやみゼロ
子どもが話をしたいと思った時に、親がしっかり受け止めて、耳を傾けることの大切さを、再確認させられます。
「うん うん うん。」
「それで? それで?」ときかれると、
どんどんお話ししたくなる。
うんうん
それで?
大人でも、一般的に『あいづちのコトバ』と言われるフレーズとともに話を聞いてもらっている時には、聞いてもらっている実感を感じることができますよね。
一般の部からはこんな受賞作品がありました。
おかえりと、
飛びつくわが子を 抱きしめる
「あのね!あのね!」が盛りだくさん
話しているのが我が子の場合に気をつけたいことがあります。
子どもが話している途中で、『親として』我が子の事を思えばこそ
場合によっては、親の意見を言いたくなり、子どもの話の腰を折ってしまいがちです。
そうなると
こんな風に子どもに伝わってしまうことさえあります。
子どもを傷つけてしまう残酷ささえ、合わせもっているのです。
なので、親が子どもにとって安心安全な居場所にはなり得ません…。
聞く力を磨く
ありのままの自分が、まるごと親に受け入れられたと、子どもが実感出来た時、子どもは親に愛されていると実感することができます。
親が自分にとって安心安全な居場所として感じることが出来るようになる聞き方は
親業で大切にしていることのひとつに、子どもが困っているときの、いつもと違う変化を敏感にキャッチする姿勢があります。
一般の部での受賞作品です。
あなたの声、
#半音上がってわかる隠しごと
♭半音下がってわかる悩みごと
母の耳は絶対音感。
今までの『聞き方』を変えることで実感された声をご紹介します。
子どもがホンネを話してくれて、新しい一面を知ることができました。
会話のキャッチボールができて、親子の一体感を感じました。
子どもが心を開いてくれました。
これまでとは違う新しい子育ての方法が身につき、新たな会話がどんどん展開してます。
『○○するべき』は、『必ず』とか『当たり前』という考え方にとらわれたり、正しいことが良いことで、悪いことは排除する…正論を振りかざすことにもなります。
正論を言われると
確かにわかる…
わかるけど…
疲れる…。
そんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
私は親だから子どもたちを正しい方向に導かなければ…と一生懸命でした。
が
そもそも…私の考えは正しいの???
ゴードン博士は著書『親業』のなかで
子どもだけでなくだれに対しても
いかに行動「すべき」か、どういう行動が「よく」て、どういうのが「悪い」かなどの固定観念を非常に強くもっていることが多い。
P21 2章 親も人の子、神様ではない から抜粋
と述べています。
まんま以前の私でした…冷や汗…。
世の中、正しいか、正しくないかだけで判断するのではなく
こんなことに気がつかせてくれたのが親業です。
特に思春期のお子さんは『するべき』や『正論』を言われると、「わかってるよ、うるさいなぁ」と反発してきます。
でも
何十年も使い慣れた?『するべき』は、なかなか、なかなか手放すのが大変ですよね。
『○○するべき』
今でも頭をよぎることはあります…滝汗
そんな時には
なぜ?と自分自身に問いかけます。
すると、私が大切にしたいことが明確になってきます。
明確になった『私が大切にしたいこと』を、タイミングを選んで子どもにわかりやすく伝えると、親の言いたいことがしっかり子どもに届くんです。
コトバとタイミングをとても大切にする親業の学びの中で、考え方を少しづつ変えていくことが出来るんですよ。
『○○するべき』を手放すと、親の思いを子どもは理解しやすくなり、子ども自身も自己開示のチャンスを手にすることができ、親子の間の相互理解が深まります。
相互理解が深まっていけば、お互いの心が通い合います。
その先には、驚くほど温かい親子関係が待っています。
お友達に話を聞いてもらったら、今までのためらいがウソのように勇気が出ました。
どうしようかなぁ…。
ムリだよなぁ…。
モヤモヤザワザワのまま、1週間くらいが経ってしまっていました…。
もぅこれは話を聞いてもらうしかない!!
お友達は私の気持ちに寄り添って、モヤモヤザワザワの私の心の中の話を、ただただ聞いてくれました。
すると不思議なことに
ムリだと思っていたことだけど、当たって砕けろ!!
ムリだったらそれで諦めがつく!!
こんな風に一歩前進する勇気が出る体験をしました。
いざ『当たって』みたら、砕けるところか、なんと望み通りの展開に!!
さっそくお友達にご報告。
「私はただただ親業の聞き方で聞いただけ。」
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